logo

タンパク質は私たちにとって大切な栄養素です。タンパク質が不足になると、免疫機能が低下して抵抗力が弱くなり、さまざまな病気にかかりやすくなると言われています。

今回はタンパク質は私たちの体にどのようにサポートするのか、そしてコオロギはたんぱく質が高い食品なのかを紹介します。

① タンパク質ってなに?

 タンパク質は炭水化物・脂質とあわせて、三大栄養素と呼ばれています。人間の筋肉や臓器、肌、髪、爪、体内のホルモンや酵素、免疫物質などを作り、栄養素の運搬を行い、そしてエネルギー源にもなっている必要な栄養素です。主にアミノ酸によって構成されています。

  自然には多くのアミノ酸が存在していますが、体の材料となりうるアミノ酸は、このうちの20種類です。これら20種類のアミノ酸がそれぞれの目的にあわせて数十~数百個以上結合し、約10万種類のタンパク質に形を変えます。筋肉や肌、髪が同じタンパク質からできているのに形が異なるのは、このようなアミノ酸の組み合わせによるものです¹」。

 また、20種類のアミノ酸のうち、9種類は必須アミノ酸と呼ばれ、体内で合成することができないため、食事から摂取しなければなりません。

 タンパク質は人間にとって不可欠な栄養素です。タンパク質が不足になると、筋肉量の減少や、肌や髪のトラブル、集中力・思考力が低下する恐れがあります。健康的な身体づくりに欠かせません。またタンパク質には保温効果があるため、不足すると体が冷えやすくなる可能性もあります。

 

引用:

1 グリコ「タンパク質とは?特徴や種類、体を作る働きについて」 

 

② タンパク質の種類

 タンパク質の種類には、動物性タンパク質植物性タンパク質があります。

 動物性タンパク質は動物由来のタンパク質のことを指します。肉類、魚介類、卵、乳製品などに含まれています。

 植物性タンパク質は植物由来のタンパク質のことを指します。米、小麦、大豆や、野菜や果物にも含まれているものがあります。

 この2種類の違いは、含まれている必須アミノ酸の種類と言われています。また体内の吸収率も動物性タンパク質97%に対して、植物性タンパク質は84%となっています。

参考元:

 https://cp.glico.jp/powerpro/protein/entry09/ 

タンパク質

タンパク質の種類には、動物性タンパク質と植物性タンパク質があります。

③ タンパク質の1日の摂取基準

タンパク質

タンパク質の必要量は性別や年齢、体重によって異なります。日本人の食事摂取基準によると、「一日に必要なたんぱく質は摂取エネルギーの13~20%が理想とされており、推奨量は、成人男性は一日60g、成人女性は一日50g²」となっています。

引用:

2 健康長寿ネット 「三大栄養素のたんぱく質の働きと1日の摂取量」

④ コオロギはタンパク質がたっぷり?

表

表1の「マクロ栄養素とエネルギー³」によると、コオロギの100グラムにあたりのタンパク質量は牛肉や豚肉、鶏肉の家畜より高いことがわかります。コオロギ100gに64gのタンパク質が含まれています。また、上記で述べたように、20種類のアミノ酸のうち、9種類は体内で合成できないため食事から摂取する必要があります。コオロギには人間が必要とする9つの必須アミノ酸がすべて含まれています。そのため、一日にコオロギを100g摂取すれば、理想的なタンパク質を吸収することができます。

牛肉、豚肉などの家畜の生産は環境に与える負担が大きいです。

さらに、穀物飼料の国際価格上昇により、これらの家畜の価格も高騰すると考えられています。そのため、従来の家畜に代わる代替タンパク質源として、コオロギなどの昆虫が注目されています。養殖時の環境負担が小さいだけでなく、コオロギは一タンパク質をはじめビタミンとミネラルも豊富に含まれてているため、栄養価の高い食材と言えます。

引用:

3 「現代の昆虫食の価値 ―ヨーロッパおよび日本を事例に―」(水野壮、pp159~161)

まとめ

私たちの身体づくりに必要不可欠なタンパク質。動物由来のものや植物由来のもの、どちらもバランスよく摂って健康的に過ごしたいですね。

余分な脂質・糖質を摂りたくない方のタンパク質補給には、コオロギパウダーが役立ちます。ぜひご自身にとって効果的なタンパク質補給の方法を見つけてみてください。

参考文献


森永 「タンパク質とは【タンパク質の種類、機能、働きなどを解説】

https://www.morinaga.co.jp/protein/columns/detail/?id=113&category=health

グリコ「タンパク質とは?特徴や種類、体を作る働きについて」 

https://cp.glico.jp/powerpro/protein/entry09/ 

公益財団法人長寿科学振興財団「三大栄養素のたんぱく質の働きと1日の摂取量」
https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/eiyouso/tanpaku-amino.html


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です